ヨガ・顔ヨガインストラクター 中島裕美子さん
外ではマスク姿で、話しながらの食事等も今はなるべく我慢の中、自然と表情も乏しくなるもの。顔の表情筋は体の筋肉と同じで、年齢だけでなく、使わないと衰えるそうです。顔の筋肉を意識的に使い、心も元気になれる顔ヨガのやり方を聞きました。
☆基本姿勢
立っても座ってもできますが、背筋と首の後ろを伸ばした状態から始めましょう
◇舌筋を使う
あっかんべー

鼻から息を吸い、舌を思い切り出しながら息を口から吐きます。
目は大きく見開き、慣れてきたら目線だけ上に。顔全体を開くイメージで5~10回繰り返し。お腹をへこませながら息を吐くと、腹筋も使えます。
舌筋を意識的に使うことで、血流がよくなり、むくみの解消やストレスの軽減、デトックスにもなると言われています。
◇頬を引き上げ大頬骨筋を動かす
にこにこ体操



「に」の顔は普段の生活で笑顔の練習にも使えます。
2人で顔尾を見合わせながら笑顔になると幸せホルモンも出ます。
◇目の下を意識する
ムンクの顔

ほうれい線を伸ばすイメージで、顎は引き、アルファベットの縦長のOの口にして、目線は思い切り上に、10秒キープ。呼吸は止めずに。
目の下が伸びているのを感じましょう。顔がポカポカしてくると思います。
3つの体操を満遍なく行うことが、表情筋をバランスよく使うこつ。顔全体の血流が良くなると肌の弾力も変わってくるそうです。「親子で、家族で楽しみながら顔ヨガをしてみては」。

中島裕美子さん
相模原市在住。地元を中心にヨガや顔ヨガ、筋活やラフターヨガ等の講師を担当。プラっとざまでは今月顔ヨガ体験も開催しました。