「水墨画で独自の世界を展開」渡邊ちょんとさん

画家・イラストレーターの渡邊ちょんとさんを紹介。渡邊さんの作品が使われたNHK「歴史発掘ミステリー 京都 千年蔵」は12月29日午後9時から、NHL総合で放送予定。

公開日:2020/12/28 171 view

大和市在住の渡邊さんは、独自の世界を水墨画で描く画家・イラストレーター。新聞小説の挿絵や広告、内装等に作品が使われる他、水墨画パフォーマンス等、幅広く活躍。昨年はその功績を認められ、大和市芸術文化賞を受賞し、今年は年末に作品が使われたテレビ番組も放送予定です。

真剣な表情で筆を走らせる渡邊さん

NHK「歴史発掘ミステリー 京都 千年蔵」12月29日に放送予定

幼い頃から絵を描くことが好きでしたが、本格的に絵を始めたのは獣医学専攻の大学院を卒業し、大学の医学部で助手として勤務してから。
マンガ投稿から始め、1995年頃にはイラストを副業に。

「自分の力を本当に発揮できるのは描くこと」と、2000年、画業に専念することを決意します。当時のイラストは、ペン等で線を描き、パソコンで仕上げる手法で作成していました。筆タイプのマーカーを使うようになり、表現の幅を広げようと専門家に習い始めたことが、水墨画との出合いに。墨を水で薄めさまざまなグラデーションで描く魅力にのめり込みます。「ものすごく早く仕上げられるところが性格に合いました」。

一方で、思うように描けるまでかなりの年数を要するほど水墨画は難しく「一番重要なのは古典を知り見習うこと」と、今も毎日研究を続けます。昨年は、優れた創造活動を行う芸術家や同市の文化芸術発展に貢献した人を表彰する大和市文化芸術賞を受賞。「身に余る栄誉で、20年を振り返り、出会いに感謝する機会になった」と話します。
生まれ育った同市には「空気がきれいで交通の便もよく、とても住みやすい」と今も在住。時々、引地台公園から富士山や雲を眺めることもあるそうです。

島根県八重垣神社で「斐伊川鹿群像図」を描く渡邊さん

渡邊さんの作品が使われたNHK「歴史発掘ミステリー 京都 千年蔵」は12月29日午後9時から、NHL総合で放送予定。
足利義満や僧侶の寂源等を描いた水墨画作品を見ることができます。また、即興で演奏する音楽で巨大水墨画を描くライブペイントのパフォーマンスを、国内外で年に数回行っています。
渡邊さんが絵を担当した書籍『TOKYO香久之宮』を基にした公演にも参加。

赤穂浪士の討ち入りを描く ライブペイント

1月には「アートにエールを!」HPで無料公開されます。

日本神話に登場する天照大神を描いた作品

作品は渡邊さんのHPでも見ることができます。「ちょんと」で検索を。

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