八王子出身のタカラジェンヌ
宝塚歌劇団宙組には八王子出身のタカラジェンヌがいます。
凛城きら(りんじょうきら)さん、男役で、愛称はりんきら、れいかさんです。

2006年入団の92期生、今年研15(研究科15年生)の上級生で、宙組公演ではいつでも主要な役を務めています。
凛城きらさんはお顔が美しくて、芝居・歌・ダンスすべてにおいて実力と安定感のある生徒さんです。
最近の印象的な役は「オーシャンズ11」のルーベンでしょう。
主人公ダニー・オーシャンがお金を借りにいくのですが「いくら欲しい、額を言え」と答える太っ腹な大金持ちオジサン。凛城さんが演じると、専科生かと思うほどうまいのです。
このように青年役から年配役までこなしますが、長身の男役ぞろいの宙組では、身長170㎝の凛城さんでも女役をすることがあります。
2017年の「神々の土地」(ロシア革命の話)で演じたのは、歴史に翻弄された悲劇の皇后・アレクサンドラ。
威厳に満ちた美しさに思わず息を飲みました。
お茶会(ファンミーティング)では、好きなラーメンの種類を聞かれ「八王子ラーメンです」と答えた凛城さん。

その話しぶりは爽やかで、いかにも八王子出身らしい、媚びない凛としたものをお持ちなのだと感じます。
凛城きら様、これからも熱く応援しています。
来年1月8日〜2月21日の宙組東京公演「アナスタシア」どうか、頑張ってくださいね!!