【番紅花サフラン】薬用植物園の薬草だより

薬用植物園の薬草だより。番紅花サフランを紹介。北里大学薬学部付属薬用植物園で見学可。

番紅花 -サフラン-

ブイヤベースやパエリヤの色づけ等に高価なスパイスとして知られています。秋に咲く花は独特な香りを漂わせます。

和名を番紅花というサフランは江戸時代の末期に渡来した、アヤメ科クロッカス属の球根植物です。 

同園では10月の始めに50球程の球根を植えると、10月下旬から11月上旬にクロッカスに似た薄紫の花が1個の球根から1輪もしくは数輪咲きます。 

花から出た1本の雌しべが3本に分岐。開花したらできるだけ早く雌しべを摘み乾燥させたものが染料や香料、生薬のサフランの原料となります。1㌘のサフランを採るのに約150本の雌しべが必要なため、スパイスの中で最も高価と言われています。黄色い色素はクロシンという成分で、ほのかな苦みはピクロクロシン、香りの主成分はサフラナールと呼ばれるものです。

古代ギリシャではサフランから染めた黄色の布等は王族だけの高貴な色とされていました。 

生薬としては体を温める作用、鎮静作用、鎮痛作用、通経作用を期待して婦人薬等の原料になりますが、妊婦には使用不可とされています。

10月頃に咲く、良く似たユリ科のイヌサフランは全く別の有毒植物です。

見学は無料。大学の休日を除く午前9時~午後5時開園

北里大学薬学部附属薬用植物園
住所/相模原市南区1の15の1 電話/042-778-9307
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