お芝居とショー、そして時間割
宝塚大劇場、東京宝塚劇場、梅田芸術劇場で上再開した宝塚歌劇ですが、8月上旬に新型コロナ感染者が発生して休演。
現在も様子を見ながらの上演です。
宝塚歌劇はお芝居とショーを含めて約3時間の上演なので、演者(宝塚では生徒という)・スタッフは濃厚接触に、観客は感染防止に、細心の注意を払わなくてはなりません。
初めてご覧になる方は
タカラヅカを初めてご覧になる方には、95分のお芝居・30分の休憩・55分のショーという2本立ての作品がおすすめです。
お芝居が悲劇でも、後半55分のショーで圧倒されて不思議とすがすがしい気分になれます。
作品によってはお芝居の2幕もの(前半75分、休憩30分、後半75分)もあります。
2幕ものでも終盤の約20分はフィナーレで、フィナーレナンバーは、ロケット(ラインダンス)、男役・娘役の群舞、トップコンビのデュエットダンス、全員の大階段下り・パレードで構成されます。

タカラジェンヌの正装「黒紋付と緑の袴」
終演後は
そして、終演後は必ず劇場に「さよなら皆様」の歌声が流れます。
現在は雪組公演の際に、宝塚史上屈指の歌うま(歌上手)雪組トップスー望海風斗さんが歌う「さよなら皆様」が流れていて、観客は観劇の感動プラス耳福の余韻に浸りながら帰路に就いてゆきます。

お芝居95分
・トップスターによる開演アナウンスが流れる
・見事な舞台や熱い演技に芝居に引き込まれる
休憩30分
・トイレは長蛇の列だが休憩時間内に必ず入れる
・休憩の間に喫茶・買い物・雑談などで気分転換
ショー55分
・終盤のフィナーレはタカラヅカの魅力凝縮
・終演後は劇場に「さよなら皆様」が流れる
千秋楽のみ
・組長、トップスターによる千秋楽挨拶がある
・退団者は黒紋付・緑の袴の正装で退団者挨拶を行う