【所沢市政施行70周年/まちと歩む老舗】創業130周年「齋藤印舗」武士から印章彫刻職人へ

所沢市は今年、市制施行70 周年。まちと共に歴史を刻んできた商店を紹介します。|創業130周年「齋藤印舗」武士から印章彫刻職人へ


齋藤印舗は、1890(明治23)年創業で今年130周年の老舗店。

元町コミュニティ広場に面し、図書館所沢分館に隣接しています。


現在の店主は4代目の齋藤修さん。

はじまりは「武士であった先祖が刀を版木刀に持ち替えたことがきっかけ」と伝えられています。


創業者は齋藤徳太郎さん。

東京・新宿から移り、入間で印章店を創業。明治23年に所沢にも店を構えました。

2代目は祖父の林蔵さんで、「墨城」という著名な書家でした。

3代目は父親の宏さん。

お客さんの大半が地元の人で、取材中も「4人目の孫が生まれたので」と常連客が来店しました。


孫の誕生のたびに、姓ではなく名前を彫った銀行印を贈り物にしているそうです。

「名前で彫れば家族共有ではなくお孫さん専用の印鑑。お嫁に行っても使え、お孫さんとの一生の絆となる贈り物になります」と修さん。

「印章は作品で一生の印。残っていくものは、誠心誠意込めて制作する」というのが先代からの教え。

手彫り印鑑の需要が減少する時代ですが、同店では、目の肥えた高品質なものを求める客層からのニーズに応え、3〜5%しか出回っていない「黒水牛染無」や象牙などの一生ものの最高級グレードの印鑑素材もそろえています。

齋藤印鋪
住所/埼玉県所沢市元町27の1(MAP
電話/04-2922-2880
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