プロ野球が開幕し、テレビの前で絶叫して家族にびっくりされる日々が戻ってきました。
大声を上げるのはもちろん得点時などですが、デッドボール(死球)の際にも「おい〜!」などと叫びます。
故意ではないとわかってはいても、当たった箇所や連続死球などの場合、だまっていられないのが勝負事。
骨折し、シーズンをふいにする選手もいるのですから。
デッドボールといえば、今も印象に残っているのは2017年、阪神の藤浪投手から左肩に当てられたたカープの大瀬良投手です。
<今回紹介するのは…>
所属:広島東洋カープ
大瀬良大地(投手) 背番号:14番
この試合で他の選手も死球を受けていたカープ。
スタンドはブーイングの嵐でした。
しかし、大瀬良選手はすぐに「大丈夫」と笑顔を作ったのです。
同じピッチャー同士、しかも制球に悩んでいた藤浪選手を思いやるその行為は「神対応」と、他チームファンからもたたえられました。
しかしその後、大瀬良選手は監督室に呼ばれ、「いい人だけじゃグラウンドでは勝てない」と言われたとか。
死球はけがだけでなく、打撃感覚を狂わすこともあるので、打席での行動はチームに影響するのでしょう。
当の本人は、「とっさに出てしまったので、あれが自分なのかもしれない」とコメント。
やっぱり、大瀬良選手だなと私は嬉しくなりました。
開幕戦では自らホームランを打つなど今年も期待大ですね。
