八王子キッズチアリーディングチーム・ウィンディーズ
飛び切りの笑顔と思いっきりの元気でパワーを与えてくれるチアリーディング。
実は、技や表現でいかに観客を魅了するかを競う“スポーツ” なのです。
リズム感や運動能力の向上が期待できるだけではなく、チアの精神が心の育成につながると、キッズの習い事としても注目されています。

応援から競技へ
今から100年ほど前にアメリカで発祥したチアリーディング。
当初は、アメリカンフットボールなどのスポーツを応援するために活動しており、応援歌の指揮などの役割を担っていました。
後に、より観客を楽しませるためのエンターテインメント要素が加わり、華やかで、スピーディーで、アクロバッティックな演技は人々を魅了。
1980年頃には、チアリーディングの競技会が開催され、〝応援団〞から、技と表現を競うスポーツへと変化していきました。

日本でも、1987年にチアリーディング界の全国組織が設立され、全国大会が制度化。
競技人口も増え、現在、その数は20万人以上。
高校生や大学生をメインに、地域クラブ、社会人、シニアやキッズなど幅広い層に親しまれています。
心を育てるチア
「チアリーディングは、ダンス、モーション(両腕動作と声掛け)、スタンツ(組体操)、タンブリング(マット運動)で構成し演技します。
個々の技術力も必要ですが、仲間を信頼し、協調することが最も大事。
そのため、コミュニケーションが不可欠です」と話すのは、八王子キッズチアリーディングチーム・ウィンディーズの代表羽田真紀子さん。

競技経験者でもあり、日本体育大学チアリーディング部監督も務める、指導歴20年の本格派です。
「地元でキッズチームを立ち上げたのも、今の子供たちに、チアを通じてコミュニケーション力を高めてほしいと思ったからです。
チアスピリット(応援する心・感謝する心・仲間を大切にする心・礼儀を大切にする心)を持ち、積極的で、元気で、笑顔な子供たちをもっと増やしたい」と話します。

同チームは、2016年に誕生。
八王子市浅川市民センターやエスフォルタアリーナ八王子で活動しています。
現在20人ほどが所属しており、メンバーを募集中。
詳しい練習日や体験希望など問い合わせは、メールで。