桶川市は、新型コロナウイルスの影響による学校給食食材ロスを防ぎ、子ども食堂に有効活用してもらおうと、給食用の牛肉22kgを桶川市社会福祉協議会へ寄贈しました。

桶川市では、2017年から社会福祉協議会がボランティアの協力で、子ども食堂(事業名「しゃきょう食堂」)を地域福祉活動センターで実施。
当初は子どもの貧困と孤食に焦点を合わせていましたが、現在は桶川市民ならだれでも参加でき、子どもの健全育成や高齢者の社会参加促進を図るとともに、世代間交流により地域全体の活性化を図ることを目的にしています。
第1金曜にお楽しみメニュー、第3金曜にカレーライスを用意。
前日までの申し込みで高校生までは無料、大人は300円でボランティアの手づくりの料理を食べることが出来ます。
フードドライブの実施により、市民から寄せられた食材の活用や菓子の配布も。
新型コロナウイルスの影響で4、5月は活動を休止していましたが、6月5日に再開。
当日は、利用者、ボランティアの安全を考慮し、テイクアウトでのお弁当の提供で開催。
寄贈された牛肉のうち、6kgをたっぷり使った焼肉弁当を配布し、訪れた市民は笑顔で受け取っていました。
また、7月31日から毎月1回、午後5時半〜7時半に、桶川市商工会館で、新たなボランティアグループによる子ども食堂おけがわ西口レストランがスタートします。