川越市砂新田の漢方薬膳サロン ウエマツ薬局の国際中医師 薬剤師の植松光子さんに“豊かに年を重ねる漢方の知恵”をうかがいました。
今回のテーマは“舌の白い苔にご注意”。

「梅雨時になり湿気が多くなると体の中にも『湿』が溜まってきます。
だるい・気持ちが悪い・食欲がない。
こんな症状が出て来た時、舌の苔は白く豆腐のようになっています。


ウィルス感染時や風邪の初期にも苔が白くなります。
水分代謝が悪くなり免疫力が落ちている証拠です。
食べ過ぎ・寝不足・運動不足などでも白くなります。
中国武漢の新型コロナウイルスにかかった患者さんの舌の苔も白く厚くなっていました。
だるい・風邪っぽい・食欲がないときは、紫蘇と生姜が配合された漢方薬、藿香正気散(かっこうしょうきさん)を早く飲むと楽になります。
生姜や紫蘇は毎日とりましょう。」
