八王子市東浅川町の下田メリヤスはコロナウイルスの影響でマスク不足が続いていることから、同社の製造技術を活かした無縫製のニットマスクを作製しました。

1916(大正5)年に織物製造業として創業、1956(昭和31)年にメリヤス製造に転換し、最新の設備を取り入れながらニットネクタイやニットマフラー、ニット帽子等を製造販売している同社。
従業員の呼び掛けで3月初旬からニットマスクの試作を始め、これまでの製造で培った技術を活用し、マスク本体と耳掛け部分が一体化したオリジナルマスクが完成。
現在、注文販売を受け付けています(注文は50枚から)。
素材は綿、シルク、ポリエステル等で、色は白、黒、ピンクほか。
口元の下にポケットがありガーゼ等を入れることができます。
「マスクの形で編み上がっていますので縫い目がなく、肌や耳に負担が少ないのが特徴。
ニットならではの伸縮性で顔にぴったりフィットし、洗って繰り返し使えるので環境にも優しいです。
これからはマスクが必需品になりそうですので、ファッション性、機能性等いろいろなリクエストに応えていきながら良いものを作っていきたいですね」と社長の下田さん。
一般の人は、八王子織物工業組合1階のべネックで購入することができます。
色は白のみで、Mサイズ、Lサイズ各935円(ポリエステル製)。
コロナウイルスの影響により当分の間は営業午前10時〜午後3時。
水、土、日曜、祝日は休み。