【所沢市政施行70周年/まちと歩む老舗】創業128年「東京堂時計店」4代目の時計職人

所沢市は今年、市制施行70 周年。まちと共に歴史を刻んできた商店を紹介します。|創業128年「東京堂時計店」4代目の時計職人


東京堂時計店は1892(明治25)年創業。

かつての商業の中心地「銀座通り商店街」に立地し、今では所沢で一番古い時計店となりました。

昭和初期の店舗外観


創業当時、時計は一家に一台あるかないかの贅沢品。

創業者の山崎福五郎さんは東京・中野から所沢へ移り住み、ハイカラな人として知られていました。

店名も福五郎さんが付けたもので、現在、ひ孫の伸さんが継いでいます。

4代目山崎伸店主=東京堂時計店前で


子どもの頃から時計好きの伸さんは、大学卒業後、別業界に就職するも29歳で家業に入り時計職人になりました。


「父親の代は、入学や就職のお祝いに時計を贈ることが多く、高度経済成長期でモノがよく売れる時代だった。今は販売より、修理や復元の仕事が多い。他ではやらない仕事で人に喜ばれたい」と伸さん。

店の入口の案内看板


機械式時計のメンテナンスや修理ができる職人が激減している今、伸さんは全国でも貴重な存在。

「時計は持ち主の人生と重なるアイテム」と依頼者の心に寄り添った仕事ぶりが評判を呼び、メーカーや他店で修理を断られた古時計が、伸さんの腕を頼って持ち込まれています。

店内には古時計がずらり、創業時から受け継ぐ店内看板(上段真ん中)と両脇には大正頃の懐中時計の広告ポスター、左がTAVANNES(タバン)、右がR.シュミット


また、米国に本部を置く古時計の研究を行う「古典時計協会」の東京支部事務局長も務め、機械式時計の歴史や魅力を伝承する活動も行っています。

東京堂時計店
住所/埼玉県所沢市元町28の7(MAP
電話/04-2922-2871
フランス製のルイ14世スタイルの1700年代の置掛兼用の置時計。時計全体にべっ甲が使用され、真ちゅう象眼仕上げ。時報付き
昭和初期の日本製の掛け時計。時報はフクロウの鳴き声で、フクロウの目とくちばしが動く仕掛けになっている
店内には創業当時、開店祝いで贈られた龍の金糸刺繍の額が今でも飾られている。時計の「リューズ(龍頭)」と縁起物の「龍」を意味した店の発展を願い受け継がれてきた額
明治41年の「全国時計商工全書」、入間郡所澤町に「東京堂」の名前が記載されている

関連記事

【所沢市政施行70周年/まちと歩む老舗】明治時代創業5代目へ受け継がれた「いせき」

埼玉県所沢市 ニュースファッション
公開日:2020/05/26
652 view

「所沢ブランド特産品」公式WEBサイトが誕生!

埼玉県所沢市 グルメニュース
公開日:2020/05/26
739 view

【最新】所沢市でテイクアウト・宅配できるお店まとめ #おうちで食べ隊所沢

埼玉県所沢市 グルメニュース
公開日:2020/05/26
20,057 view
【PR】質と価格が違います。塗装工事はアドバンスペイント
トップに戻る