新型コロナウイルスの感染防止対策で、市内の小中学校が臨時休業になったことに伴い、休止している学校給食。
食材を納入している業者や生産者にとって、減収や販路確保などの問題が深刻化しています。
そこで八王子市は、学校給食で使用する予定だった八王子産野菜の販売会を企画。
地元生産者の応援に乗り出しています。

1日約3万3,000食の給食を提供している同市。
食材を通して地域の自然や産業への理解を深める教育の一環として、給食に地元野菜を活用してきました。
臨時休業に伴う給食休止は、地元生産者への影響も大。
給食用野菜を販売する機会を設け支援につなげるのが狙いです。
開催は、5月の火曜と木曜。
1セット(2、3種類)500円。

八王子市役所南側市民広場のほか、JA八王子(一部支店)で販売。
飲食店やライブハウス店も販売協力しており、夕方以降でも購入できます。
「給食用の野菜は、農薬を控え、手間をかけて大切に育てていただいたもの。
市場のものに比べると、規格が大きめですが、新鮮で味わいが深く、好評です。
感染予防のため、3つの密を避けるなどの対策をして販売しています。
ぜひ、ご利用ください」と市保健給食課。
次回の販売会は5月21日、26日、28日(売り切れ次第終了)。
【午前10時〜午後3時】八王子市役所南側市民広場(元本郷町)、JA八王子(横山支店・浅川支店・由木支店)
【午前11時半〜午後5時】八王子楽しみ場(横山町・海鮮しみず店舗内)
【午後5時〜8時】マッチボックスまたはリップス(三崎町)