狭山市立博物館がYouTubeに公式チャンネルを開設。
「博物館がゆく文化財めぐり」の動画配信を始めました。

新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、3月2日から臨時休館が続く同館。
予定していた春の企画展も開催できていないことから、館内の映像配信も考えましたが「自宅で時間を持て余しているお子さんや高齢者の方へ、調べるきっかけの提供になれば」と、身近な地域の文化財を紹介することにしました。
映像は脚本から撮影まで同館学芸員が手がけ、内容は狭山市教育委員会の社会教育課や学校教育課のアドバイスを受けて制作。
「今後、学校教材としての活用も想定し、授業でも取り扱いやすい内容、時間、表現に気をつけています」と同館。
解説は小学生にも分かりやすい内容を目指し、できるだけ優しい言葉を使うように心がけています。
第1弾は、狭山市北入曽にある埼玉県指定文化財「七曲井(ななまがりのい)」を紹介。
地域の歴史について「現地取材」と「博物館展示」を併せて見ながら、より深く理解できる内容になっています。
また今後は同館で開催された過去の講座の配信も予定しています。