※大宮図書館は4/19まで臨時休館中
さいたま市立大宮図書館が発行する「大宮まゆっこ新聞」。
大宮の魅力を伝えるインタビュー、ゆかりのある作家を紹介するコーナー、利用者との交流など地元愛であふれています。

読み物としての魅力を
「大宮まゆっこ新聞」の発行を担当する大宮図書館スタッフの清水さん。
せっかく発行するなら、図書館からのシンプルなインフォメーションだけではなく、読み物としても楽しんでもらえるものを作ろうと考えました。
地元の人に親しまれる新聞になるよう、古くから製糸業の盛んな大宮にちなみ「大宮まゆっこ新聞」と命名。
前職でデザインの仕事をしていた清水さんが手がけるポップな印象の題字や、カラフルな紙面も特徴のひとつです。

「地域の人と交流できる内容を組み込んでいきたいという思いが強くありました」と清水さん。
2006年に市民が選定した「大宮二十景」の魅力を自治体へのインタビュー形式で紹介したり、利用者のお弁当を見せてもらい写真と共に紹介したり、と紙面の随所に清水さんの思いが光ります。
利用者との架け橋に
大宮まゆっこ新聞を突破口に、普段はコミュニケーションをとる機会が少ない図書館スタッフと利用者の距離を近づけたいと考える清水さん。
「絵を描けるスタッフに協力してもらい、漫画やイラストを描いてもらうこともあります。
アイデアを出し合いながら、少しずつパーツを組み合わせて1つの新聞を作っています」。
利用者の中には、「次はいつ出るの」と声をかけてくれる人もいるそう。
清水さんは「発行を待ってくれている人がいるのはとても励みになります。ゆくゆくは利用者さんに寄稿いただくコーナーなども作れればいいな」と笑顔で語ってくれました。
大宮まゆっこ新聞は、同館入り口近くの配布物エリア(4/19まで臨時休館中)もしくはHPで見られます。
問い合わせは同館へ。