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「キッチンは、健康と金運を司る場所」と言われています。
冷蔵庫の中を見直し、より快適な新生活をスタートさせませんか。
「整えることは幸せのはじまり」を合言葉に、整理収納アドバイザーとして活動している入間市在住のひのさおりさんにアドバイスをいただきました。

冷蔵庫の中に「あれ?これ食べ忘れていた」とか、「醤油の瓶が2本も3本も封があいている」という経験はありませんか。
それは冷蔵庫の中の整理整頓ができていない証かもしれません。
冷蔵庫の中の整理整頓は、「食品ロスをなくす」「家計の無駄をなくす」「家事の時短」「食卓が豊かになる」など良いことがたくさん。
冷蔵庫内の整理整頓のコツ
冷蔵庫の中に入っているものを、まず全部出しましょう。
食べる予定のあるものだけを残して消費期限切れのものや、好みに合わず食べないものなどは思い切って破棄。
出したついでに冷蔵庫内の拭き掃除をしてスッキリさせましょう。

なかなかまとまった時間が取れない場合は、冷蔵庫の棚を1段ずつ、整理して掃除するスケジュールを立てましょう。
すると、モチベーションも上がり、常に冷蔵庫内全体がスッキリ衛生的に保てます。
買い物のコツ
買い物は、冷蔵庫の中の食材がほぼ無くなってから行くと、食品ロスや無駄遣いも減らせます。
「使うかもしれない」で、購入しないことがポイント。

食材や調味料を「安いから」とまとめ買いすることで、結局は使いきれずに消費期限が過ぎ、破棄してしまうケースも多く見受けられます。
これでは食品ロスを増やすばかりか、逆に「高い買い物」をしたことになります。
満タンの冷蔵庫はNG
冷蔵庫の中が常にパンパンという状態は、食品ロスも出やすく、家計の無駄の原因をつくっている場合も。
冷蔵庫内のスペースを作ることを心がけましょう。

スペースがあると、料理の作り置きができるので、家事の時短ができるほか、食品ロスをなくし、品数も増え食卓を豊かにすることができます。
また、冷蔵庫の奥のものも見えやすくなるので、探し物の時間が減らせます。
さらに、冷蔵庫の冷却効率も良くなり、電気代の節約にもなります。
「一目でわかる」が収納のコツ
食品の封を開けた日付や賞味期限、冷凍した日付などをマジックで書いておきましょう。
野菜室は詰め込み過ぎず、何がどこにあるか見えるように入れるのがポイント。


転がりやすいものは牛乳パックや食品パックを活用してみては。
冷凍室は肉や魚など1回分ずつ小分け保存がお薦めです。