幼いころ読んでもらった絵本や、夢中になった本は大人になっても覚えているもの。
子供向けに、そんなすてきな本と出合える機会を作るイベントが町田で初開催されます。

町田パリオで、2月16日午前10時半〜午後4時に「よむよむ・わくわく広場in町田」が初めて行われます。
幼児〜小学生と、その保護者に向けた“読育”イベントで、話題の本や人気の本、地元作家の本を手に取ることができるだけでなく、本に関連した企画を数々行います。
「絵本・日本プロジェクト」等と同広場実行委員会の共催で、2012年から都内、福岡、静岡等で展開してきました。
午前10時半は、オープニングで地元のダンススタジオウップス‼によるキッズダンスの披露と、絵本の読み聞かせで全国を回る、聞かせ屋。けいたろうさんが登場。
絵本や話題の本が約800冊並び、自由に読むことができる他、点字絵本や、触る絵本の展示、点字グッズの体験ができる他、作家に会える企画も。
あきやまかぜさぶろうさんが午前11時、午後2時から、町田市在住作家の中垣ゆたかさんは午前11時半、午後1時半に、香川元太郎さんは正午に、登場しワークショップとサイン会。
工作企画では、温かみのあるパンダのイラストが癒される、パンダたいそうシリーズの、お面作り、2008年に刊行されて以来大人気の「だるまさん」の、起き上がりこぼしは3回各先着15人。未就学児は保護者と参加。
日本を含む世界中で約3000万部が小学生を中心に読まれている科学漫画のサバイバルシリーズの、缶バッジ作りは先着300人。
他に、塗り絵やプログラミングの体験他、絵本のフォトスポットもあり、さまざまな形で本と関わることができる1日。
「本が嫌い、という子はいい本に出合っていないだけ。好きになるきっかけをここで作れれば」と本を提供する地元書店、久美堂の副社長、井之上さんは話します。
問い合わせは同店へメールで。