美しく着飾ったかわいらしい稚児行列で知られる蓮馨寺の「節分会」。
子どもたちの姿に心が“ほっこり”温まります。
豆まきで一緒に福を呼び込みませんか。

蓮馨寺は、天文18(1549)年創建。
戦国時代から江戸前期に貧しい子どもを保護した僧侶「子育て呑龍上人」を祀っています。
呑龍堂の前には釈迦(しゃか)の弟子「おびんづる様」。
体に触るとその部分の病気が治り、頭に触れると頭が良くなるという言い伝えがあります。

2月2日午後2時から「節分会」が行われます。
色鮮やかな平安装束に身を包んだ“お稚児さん”の稚児行列は魅力。
男の子は紫の衣装に鳥帽子、女の子は赤の衣装に冠飾りを頭にのせて嬉しそうな表情。
雅楽隊を先頭にお坊さん、裃(かみしも)を身に付け寺侍の格好をした年男(女)、お稚児さんと続く行列が町内を練り歩きます。
呑龍堂に戻ると稚児を中心に「鬼は外、福は内」と元気な掛け声と共に豆とお菓子がまかれます。
「特別な雰囲気の中、かわいい衣装を着せてもらって記念になります」「祖父母が孫の姿に喜んでくれます」との声も聞かれます。
