【八王子】盆栽を観賞する楽しみ、育てる充実感

日本文化の一つ、盆栽。静かな佇まいに潜む躍動感に世界中の人が引き付けられています。日本盆栽協会八王子支部の皆さんに、初心者向けの盆栽の楽しみ方について伺いました。


日本文化の一つ、盆栽。

静かな佇まいに潜む躍動感に世界中の人が引き付けられています。

日本盆栽協会八王子支部の皆さんに、初心者向けの盆栽の楽しみ方について伺いました。

日本盆栽協会八王子支部の皆さん。左から盆栽インストラクターの小峰俊雄さん、支部長の長沢孝二さん、最年少会員の神初孝輔さん


始めてみませんか 盆栽を愛でる暮らし


―魅力を教えてください

盆栽の歴史は古く、鎌倉時代にさかのぼります。

室町時代の東山文化、江戸園芸の流行を経て明治時代の中後期には、現在のスタイルが定着。

「盆栽」という名称もこのころに生まれました。

1970年に開催された大阪万博で展示されたのをきっかけに、愛好者が増加。

「BONSAI」として世界中に広まりました。 

盆栽は、鉢の中の樹木を通して、背景にある自然や風景を楽しむもの。

観賞する楽しみと育てる充実感の両方が味わえるのが魅力の一つです。

勉強会の様子

―鑑賞ポイントは 

目線の高さを合わせ、幹の中ほどから見上げ、幹肌の様子、枝の繊細さ、根張りの力強さに注目します。

幹肌には年月を重ねた味があり、枝先には季節を感じることができます。

この老木感と季節感が生み出す“生命力”を感じ、品格のある姿を楽しんでください。 


高尾駒木野庭園には、当支部の有志が寄贈した盆栽が常設展示。

無料で、いつでも観賞できるのは貴重ですので、初めての方にお薦めのスポットです。

高尾駒木野庭園
住所/東京都八王子市裏高尾町
電話/042-663-3611
同支部の有志が寄贈した盆栽を観賞することができる高尾駒木野庭園

―育てるのは難しいですか 

最近は、ホームセンターでも盆栽向きの樹木が入手できます。

初心者の方には、モミジなどの広葉樹や梅、椿などの花が咲くものは、季節ごとの変化がわかりやすく楽しいと思います。 

植え付けは、暖かくなる3月頃に。

正面を決めるのが盆栽ならでは。整姿後の樹形をイメージしながら植え付け角度を工夫します。 

日当たりと風通しのよい屋外に配置し、日常の水やりを忘れずに。

室内では育ちませんので、室内観賞したい場合は、数日間のみにし、夜間は屋外に出してください。 

長く楽しむためには、季節ごとの手入れ、植え替えが必要です。

やり方は、経験者に聞くのが一番。

当支部では、月2回、無料勉強会を開催していますので、ぜひ、愛木を持ってお越しください。 

【勉強会のお知らせ】 


参加費無料、初心者歓迎、誰でも参加できます。

①元八王子市民センター(八王子市上壱分方町)
月1回(不定)午前9時半〜午後3時
②浅川市民センター(八王子市高尾町)
第4金曜午後6時〜9時

開催日などの問い合わせ
同協会八王子支部のホームページまたは事務局
電話/042-687-6606
時間/午前9時〜午後5時

日本盆栽協会八王子支部
全国組織・日本盆栽協会の地域活動団体として1975年 から活動。
5月に「ぼんさい初夏展」(高尾みころも霊堂)、11月に「支部盆栽展」(八王子市民文化祭・いちょうホール)を開催し、季節に応じた展示会を実施。
勉強会の他、貴重な展示見学や専門素材の入手に出掛ける研修旅行(日帰り)も好評。

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