世界中でファンの多い犬のキャラクター、スヌーピー。
そのスヌーピーファンの聖地と呼ばれるアメリカのシュルツ美術館の世界初のサテライトとして東京・六本木にあったスヌーピーミュージアムが、一昨年秋に閉館し、移転。
新たに南町田グランベリーパークのパークライフ・サイトにスヌーピーミュージアムとして、昨年12月に開館しました。

大きなロゴマークがシンボリックに描かれたスヌーピーミュージアム
鶴間公園が隣接する自然豊かな場所にできた3階建てのスヌーピーミュージアムは、白と黒が基調の建物が目を引きます。
以前の2倍の広さになった館内は、1階の入り口に入るとチケットブースがあり、3階から下の階へ降りる動線に。
ゆっくり楽しめる工夫
3階の「スヌーピー・テラス」には、屋外でゴルフを楽しむスヌーピー像を設置。
遠くに丹沢を眺め、自然豊かな場所を実感。
同階の「オープニングシアター」では、ピーナッツの仲間が動き回る様子を壁面のマルチスクリーンで映し出した、約3分のプロジェクションマッピングが楽しめます。

次の部屋は「チャールズ・シュルツ・ギャラリー」。
作者チャールズ・M・シュルツの創作の歴史を、貴重な写真や映像等で見ることができ、より親しみがわきそうです。
奥へ進むと、常設展示の「スヌーピーとピーナッツ・ギャング・ギャラリー」。
1950年にアメリカの新聞で掲載がスタートした漫画「PEANUTS」のキャラクター、スヌーピーと主要なキャラクター達の50〜70年代の複製原画や、ヴィンテージグッズ等を展示。
エピソードやトリビアで、ピーナッツの知識をより深めることができそうです。

さらに進むと、企画展で、第1弾は「ビーグル・スカウトがやってきた!」が開催。
シュルツ美術館から借用した貴重な原画が展示され、その誕生のエピソード等を紹介。
今回は6月28日までの期間で、その後は半年ごとに展示替えを予定。
最後の部屋は、黄色の鳥、ウッドストックをイメージした「ウッドストック・ルーム」。
居心地がいい部屋の中で書籍を読んだり、オリジナルアニメーションを眺めたりと、ゆったり過ごせます。
2階は、白い部屋の「スヌーピー・ルーム」。
漫画から飛び出してきたようなポーズの何体もの大きなスヌーピーが並びます。
全長8メートルの巨大スヌーピーが寝る姿は圧巻で、新名所になりそうです。
1階は、ミュージアムショップ「ブラウンズストア」。
縫いぐるみや文房具、菓子等の限定グッズがそろいます。
「ワークショップルーム」では、縫いぐるみや菓子作り等のプログラムが開催され、オリジナルグッズを作ることができます。
詳細はHPで。