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11月22日は、「いい夫婦の日」。
夫婦二人三脚で経営している活気ある人気店。
仲良しの秘訣を伺いました。
穏やかで優しい笑顔に心が温かくなります。
大学いも専門店「川越いわた」
伝統の味を守り続けたい!
大学いも専門店「川越いわた」は、祖父が台東区のおかず横丁で昭和5年に創業した大学いも屋さん「いわた」の味を途絶えさせたくないと花俣準さんが3代目として2010年にオープン。

長年、会社勤めをしていた準さんですが、反対していた妻の昭子さんを1年半かけて説得。
昭子さんの出身が川越だったこと、川越の名産がサツマイモであったこともありこの地に店を出すことを決めたそう。

「それぞれ得意分野があるので、お互い仕事を分担しています。些細なケンカはするけれど引きずらないようにしているかな。気づいたことは、話し合って決めています。いつも店の名物を置けるように考えていますね」と準さん。
5年前にオープンした2号店「時の鐘店」は、観光地なので食べ歩きができるカップ入りの商品を用意しています。
「苦労はいっぱい。でも、いつも一緒で安心感があります。もういい歳ですし、休みが少ないので健康だけには気をつけてほしいですね」と笑顔で昭子さんは話してくれました。
大学いも専門店「川越いわた」
住所/埼玉県川越市新富町1の8の17
電話/049-298-5164
サイクルセンターしも
自転車は買う時よりも買った後!
創業96年を迎えたサイクルセンターしもは、長年、地元で親しまれている自転車店です。
「“自転車は買う時よりも買った後”がモットー。通いやすく町に必要とされる店でありたい」と話すのは4代目代表の下浩明さん。

購入した後の空気圧の確認や注油(無料)、丁寧な修理、メンテナンスには定評があります。
浩明さんが家業を継いだのは30歳の時。
サラリーマン家庭で育った妻の愛さんは、不安でいっぱいだったそうですが、周囲からの多くのサポートに助けられたと当時を振り返ります。

「夫婦だと何でも相談ができて、気兼ねなく仕事が頼めます。お互い言い過ぎた時は“ごめん”の一言で仲直りです。
スタッフにも恵まれ、職場にいながら子供の成長を間近で見られることは幸せ。多くの人が出入りする環境でもあり、私たちが大事にしている挨拶ができる子どもに成長してくれて嬉しいです」と話す夫妻の笑顔が印象的です。