夏にはプールを楽しむ多くの人でにぎわうさいたま水上公園。
11月1日から来年4月までの半年限定で、プールに放たれた魚釣りを楽しめる「プールフィッシング」がオープンします。

プールフィッシングとは
さいたま水上公園内の3か所のプールに魚を放流し、大人から子どもまで自由にルアー釣りやえさ釣り、フライ釣りが楽しめる「プールフィッシング」。
魚の持ち帰り数や釣り場利用に関するルールは事前にHPで確認を。
ルアー釣りはやり方を一度覚えてしまえば、年齢や体力差に関係なく遊べることから、毎年親子連れで楽しみに来る人も多いと言います。
プールなので足場はフラットで、小さな子どもでも安心して遊べますが、釣り場には深い水場や鋭利な針がついたルアー等危険も多くあります。
楽しく遊ぶためにも大人は子どもから目を離さないよう注意しましょう。
魚の種類や各プールの特徴
オープン時には、約2000㌔(約1万匹)の魚を放流するという同園。
種類は、ニジマスを主とし、イワナ、ギンザケ、サクラマス等を予定しています。
同園で放流される魚は、富士山の麓にある養鱒(そん)場のきれいな水で育った魚たち。
山梨県富士吉田市からはるばるやってきます。

園内3か所のプールに設けられた各フィールドにはそれぞれ特徴があります。
「小型変形プール」では、ルアー釣りだけが可能。
数釣り(短時間でたくさんの魚を釣ること)を楽しみたい人におすすめのエリアです。
「スライダープール」は、初心者の人優先スペース。
ルアー釣りに加えて、えさ釣り専用エリアも設けられています。
「大型変形プール」では、ルアー釣りの他、フライ釣りが可能。
大物釣り等を楽しみたい人はこちらのプールへ。
期間中には随時魚を追加放流するほか、全長60㌢程の大物マスも放流予定。
一定期間内に釣った魚の大きさを競う「トラウトダービー」も開催予定です。

初心者でも楽しめる
「まだ釣りをやったことのない初心者や子どもでも、気軽に遊びに来てほしい」と同園担当の野口さん。
「今年は初心者釣り教室も開催します。初心者の方でも楽しんでもらえるようエリアを分けたり、レンタル品(有料)や販売(オリジナルカラーのルアー等)を充実させているので、安心して遊びに来てもらえれば」と話しています。
利用料金は、大人2,620円・子ども1,360円(ルアー・フライ/1日券)等。詳細はHPで確認を。釣り場情報や放流情報はインスタグラム・ツイッターで随時更新中。問い合わせは上尾運動公園管理事務所へ。