所沢駅東口、住宅街の中にある人気店「ブーランジェリー・マシェリ」が10周年。
定番の食パンやハード系のパンが人気のほか、訪れる度に新作パンに出会えると評判の店です。
オーナーシェフの山田忍さんご夫妻にパン作りについて伺いました。
「愛しい人に届けたい」
「ブーランジェリー・マシェリ」は、オーナーシェフの山田忍さんが都内有名店で10年間修業ののち、満を持して地元所沢で開いたパン屋さん。
店名「マシェリ」はフランス語で、「愛しい人においしいパンを毎日届けたい」という山田さんの想いが込められています。

2009年のオープンはくすのき台で、2015年には現在の北秋津に移転し、夫婦二人三脚で地域に愛されるパンを生み出してきました。
ひらめきが生む季節の新作パン
自家製培養酵母を使用したパンは、18時間生地を寝かせて熟成させて作っているため、小麦のうまみが生き、しっとりモッチリ食感が癖になるほど。
健康に気遣う人からも人気です。
対面式の小さな店舗ですが、1日に焼き上げるパンは90種類と豊富。
季節の素材を使った新作が登場するので、毎日通っても飽きないと評判です。
「気がついたらいつも材料の組み合わせの事ばかり考えているんですよ」と山田さん。
新作パンのアイデアは日常のひらめきから生まれ、ひらめいたらすぐに試作品を作るそう。
そして、商品化にGOサインを出すのは奥さまの梢さん。
梢さんの辛口評価を頼りにしながら、配合の量やソースを変えるなど試行錯誤を繰り返し、ようやく店頭に並びます。
「お客さまからの『おいしかった』という言葉が何よりの励み。猛暑や大雨、雪の日でも通ってくださる地域の皆さまに支えられています」と梢さん。
感謝祭(10/25・26)でプレゼント
10月25日と26日は「10周年感謝祭」を開催。600円以上の購入でオリジナルエコバッグ、1,000円以上の購入で、さらにスコーン1個がもらえます。
パンの種類が豊富にそろうのは正午すぎ。詳細は同店へ。

渋皮栗を使ったデザート感覚の「モンブラン」250円やシナモン風味のリンゴのシャキシャキ感がたまらない「かぼちゃとリンゴのパイ」230円、和風味のキノコがたっぷりの「熟成ベーコンときのこのキッシュ」420円など季節限定のパンが一押し