【日野】大人の火遊びが作り出す「炭の豊かな世界」ひの炭やきクラブ

ひの炭やきクラブ紹介。大人の火遊びが作り出す、炭の豊かな世界。

公開日:2019/10/21 366 view


百草園駅から北へ徒歩約10分。

日野市落川交流センターの一角、樹木に囲まれた広場で、月に一度「お華炭つくり」が行われています。

主催のひの炭やきクラブ代表・中島孝さんに話を聞きました。

暮らしに役立つ炭の使い方や環境、エネルギーとの関連等、炭のあらゆる分野に詳しい中島さん

活動は原則毎月第2日曜の午前10時〜午後4時(雨天中止)。

煙突の代わりに小さな穴を開けたクッキーなどの空き缶に、アルミホイルで包んだ松ぼっくり、ヒョウタン、栗などを入れ、缶のふたを針金で縛り、着火した一斗缶の上に置きます。

煙の色を見ながら火力の管理をし、待つこと3〜4時間。

火が消え、ゆっくり冷やすと「お華(はな)炭」の完成です。 

栗や松ぼっくり、ヤマモモなどの「お華炭」。玄関などに飾って楽しみます


「缶を開ける瞬間が、一番わくわくするかな。きれいに元の姿が残り炭が出来上がっていれば成功。

ひびが入ってしまったりして失敗することもあるからね」と中島さん。

こうしてできた「お華炭」は、防臭・調湿作用があり鑑賞炭として玄関などに飾って楽しみます。 


中島さんが「ひの炭やきクラブ」を立ち上げたのは2008年4月。

初めは人が集まらず、参加者が1人という月もありました。

現在、会員は男女半々程度で10人。熱心な人が多く「今度は永久不変な災害備蓄燃料として、炭団(タドン)を作ってみようか」と話も出ているそうです。 

昭和の中頃までは、日本でもよく使われていた炭団は、炭の粉をデンプンなどの結着剤と混ぜ丸く固めたもの。

災害などで電気やガスが止まった際に活躍しそうな炭団は、熱効率がよく、安全、経済的な燃料と見直されています。 

中島さんの自信作「ひょうたんのお華炭」しっかりと乾燥させてから炭にします

炭の活用方法 


「うちの家の畑には、炭の粉を土にすき込んでいるけど、連作障害が起きにくいですよ。

炭を作る時にできる木酢液は、殺菌力もあり、水に薄めて使うと植物の害虫予防になります。

また、炭はPCP、つまり多孔性配位高分子で、1グラムの中に500平方メートルのミクロの穴があり、それが臭いを吸着するんです。燃料としても、環境的にもやさしく、国連で決められたSDGs(持続可能な開発目標)の考えにも当てはまるエシカル(倫理的)な商品なんです」と難しそうな言葉が次々と飛び出します。 

メダカの水槽にも炭を利用。炭は臭いの物質を吸着したり、微生物のすみかになり水質を浄化


中島さんは同クラブを立ち上げる前も、炭焼きのグループに所属。

そこでの仲間や炭焼きの専門家との交流の影響もあり、以前はあまり関心のなかった環境やエネルギー問題など、興味の範囲がどんどん広がり、今に至っているそうです。 

中島さんいわく「秋も深まり大人の火遊び、炭焼きに向くシーズンになってきました。お華炭つくりは、会員にならなくても一日体験ができます。毎年夏には、子供たちも楽しめるように、バームクーヘン作りも行います」。 

参加費は1回500円〜700円。年会費2,000円で、何回でも参加できます。

問合せは中島さんにショートメールにて
ショートメール先/090-6123-1871

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