心身の健康の維持に効果的とされるウォーキング。
今回は、さいたま新都心駅〜大宮ほこすぎ橋〜氷川参道〜氷川神社というコースを、「大宮ボランティアガイド会」の杉本眞一郎さんと臼倉幸子さんに案内していただきました。
豊かな歴史や、爽やかな自然に親しめるコースです。

さいたま新都心駅を出発点に
8月終盤ですが、外での運動は油断禁物。
日焼け止めの使用や水分補給、帽子の着用等、事前準備を行い出発します。
2000年に街びらきをしたさいたま新都心。
同年にグッドデザイン賞を受賞した、駅の東西自由通路は、バリアフリーの街であるさいたま新都心の玄関口として多くの利用客を迎え入れています。
景色を一望しひと休み
大宮ほこすぎ橋から大宮方面を見渡すと、緑豊かな氷川参道が顔を覗かせていたり、圧巻の線路を見ながら往来する電車を観察できたりと景観を楽しむことができます。

ガイド会の杉本さんは「大宮ほこすぎ橋の由来になった『大宮をどり』の中に、『…並木十八町鉾杉つづき…』という歌詞が登場します。
古くから大宮が杉並木に親しんでいたことが分かりますね」と話してくれました。
日本一長い参道を抜け氷川神社へ
一の鳥居から氷川神社への道のりは18丁(約2㌔)続いています。
ケヤキを中心とした約700本の樹木が街のオアシスとなっています。

「長い距離をゆっくりと歩くことで、心を落ち着けて参拝することができますね」と杉本さん。
休憩を所々で挟みながら進んでゆくと、平成ひろばにたどり着きます。
杉本さんは「平成ひろばには、戦後の名残としてヤミ市がありましたが、整備されて今は憩いの場になっています」と話してくれました。
氷川神社に到着!
2400年以上の歴史を持つといわれる氷川神社。
武蔵一宮として関東一円の信仰を集めています。

境内は、約9.9万平方㍍の広さ。杉本さんは「各社殿を囲むように木々が生い茂っています。
格式のある楼門・舞殿・拝殿・本殿・摂社等は歴史の重みを感じさせてくれます」と話します。
ガイド会主催イベント開催
大宮観光ボランティアガイド会が、見沼田んぼの原風景を楽しめるウォーキングイベントの参加者を募集しています。
9月20日午前9時(受け付け8時45分、解散12時予定)出発。
集合場所は、大宮駅のまめの木。
当日名前(ふりがな)・住所・緊急連絡先を記したメモを持参の上、集合場所で受け付け。小雨決行。
費用ひとり300円(資料代を含む)、往復のバス代540円を各自負担。
イベントに関する問い合わせは、担当富田さんへ。