【防災】地域で備える自主防災―片倉台自治会自主防災隊

9月1日防災の日。いざというときに慌てないために。八王子片倉台自治会自主防災隊の活動を紹介。


災害時、地域の力で助け合い、被害の軽減、防止を図る自主防災活動。

約1600世帯・4200人が加入する片倉台自治会(東京都八王子市)では、自主防災隊が中心となって、地域の防災減災に取り組んでいます。

実践的な訓練で心も備えよう

片倉台自治会自主防災隊


八王子市の南東部に位置する片倉台は、多摩丘陵の北側山林を切り開いて造成された地域。

戸建て団地として区画整理され、南北に約2キロ、東西に約700メートルの広域に、約1700区画が分譲されました。

1974年の入居開始後すぐに設立された自治会には、2018年現在で、1545世帯・約4200人が加入しています。

自治会長の大森さん(左)と自主防災隊事務局長の山本さん


そんな大規模自治会で、力を入れているのが自主防災活動。

1996年に自主防災隊を設立。

避難行動基準の作成、防災訓練、啓蒙など、住民主導での防災・減災活動が盛んです。

避難場所の設営訓練が好評 


地域の指定避難所は、片倉台小学校ですが、初期避難場所として、8カ所の公園に一次避難をすることになっています。

災害時、各世帯は指定された公園へ避難。

各公園には公園リーダーを配置し、指揮を担当。

リーダーには、トランシーバーを貸与してあり、災害対策本部(自治会館内)との連携が可能。

広域にわたる自治会ならではの工夫がされています。 

4月に行った避難場所設営の試行訓練の様子。ブランコの支柱はブルーシートテントに最適


自治会長の大森眞知子さんは、

「入居開始から45年が経過し、リフォームや建て替えが進む一方で、入居当時のままの住宅も多く、旧耐震建築基準の住宅が全体の約45%となっています。

倒壊損壊の危険度が高いとされ、実際に倒壊損害が生じれば、家には帰れません。

市の避難所が開設されるまで、初期避難場所の公園で滞在しなければなりません」と。


そこで、今年(2019年)11月10日に実施される避難訓練では、避難場所の設営訓練を実施することに。

救護用テント、簡易トイレ、かまどなどを実際に設営し、短期間滞在の経験を重ねる狙いがあります。 

避難訓練では実際に煮炊きもする

いざという時に慌てないために 


自主防災隊事務局長の山本政光さんは、

「今回の避難訓練に先駆けて、4月に試行訓練を実施しました。

実際に設営してみると、ブルーシートの枚数や大きさが足りなかったり、かまどを載せる台材が不適だったりと、課題が明らかに。

70人程が参加しましたが、『避難が現実のものとしてイメージできた』との声も。

11月の訓練では、5カ所の公園で避難場所設営を行う予定です。

いざという時に慌てず、冷静に行動ができるよう実践的な訓練を今後も続けていきたいです」と話しています。

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