八王子生まれの「桑都てぬぐい」で地域の思いを紡ぎたい

〝八王子・多摩地域の素晴らしさを伝える〞をコンセプトに作られた八王子生まれの「桑都てぬぐい」。若手作家のデザインと熟練の職人技によって生み出され、地域の人々の中でゆっくりと育まれています。

“八王子・多摩地域の素晴らしさを伝える”をコンセプトに作られた八王子生まれの「桑都てぬぐい」。

若手作家のデザインと熟練の職人技によって生み出され、地域の人々の中でゆっくりと育まれています。

広げた時の楽しみ


現在、企業タイアップを除いてもデザイン数は30数種類、と語るのは4年ほど前から「桑都てぬぐい」をプロデュースする河内山友郎さん。

1枚1枚にタイトルやテーマがあり、八王子らしさを全面に出した地域限定デザインでは、いちょうや高尾の天狗、やまゆりなどのモチーフが色鮮やかに、時に大胆に描かれています。

高尾山といえば天狗、地域限定デザインのモチーフにも使われている。


「桑都てぬぐい」の特徴は、布をキャンバスに見立てたような1枚絵が多いこと。

「広げた時に驚きがあり、絵として楽しめることを大事にしています」と河内山さん。

八王子の伝統・手捺染(てなっせん)


「桑都てぬぐい」を支えているのは手捺染(てなっせん)という昔から続く染色技法。

職人が1色ごとに染色版を変え、丁寧に染めています。繊細かつ忠実に絵柄を染め上げるこの技法はまさに八王子染物の”要”。

手捺染を活用するアーティストの吉原あかねさんは「異なる色が重なる部分に、別の色が生まれるのが楽しい」と語ります。

左から、桑都てぬぐい発案者のパル企画・ 小嶋聡さん、アーティスト・吉原あかねさ
ん、SHIYU.LTD・河内山友郎さん


昔話シリーズの「さるかに合戦」ではわずか3色の染料から動物や背景、柿の実などが描かれ、楽しそうな1枚が出来上がりました。

「さるかに合戦」(中央)「かさじぞう」(左下)などの昔話が描かれた手ぬぐい、価格はおおむね1,296 円

使い方は自由でいい


可愛らしい手ぬぐいですが、その良さは使ってこそわかるもの。

両端が切りっぱなしなので乾きが早く、雑菌がたまりにくいので食器拭きなどに最適です。

また、細かな繊維が肌の角質を取り除いてくれるので、洗顔に使うのもお薦めだそうです。

取り扱い店舗は、八王子の地域交流拠点・KiKKi+他。

8月14日〜20日は伊勢丹立川店の2階の入り口付近で限定ショップをオープンします。

NPO法人・結の会の人が描いたタイアップ手ぬぐいも販売予定。

パル企画
電話/042-628-7321

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