【浦和】埼玉県立文書館がリニューアルオープン&50周年―貴重な資料から地元を知ろう

大規模改修を経て、平成31年4月にリニューアルオープンし、開館50周年を迎えた埼玉県立文書館。貴重な埼玉の歴史・文化資料から地元を見つめてみませんか。

大規模改修を経て、平成31年4月にリニューアルオープンし、開館50周年を迎えた埼玉県立文書館。

埼玉に関する資料を後世へつなぐとともに、じっくりと閲覧できる居心地よい環境を整備しています。

埼玉県立文書館外観
埼玉県立文書館

130万点の資料を収蔵、未来へつなぐ


同館では行政文書、古文書、地図、戦後報道写真等約130万点を収蔵。

行政文書は明治以来20万点以上を収蔵し、一部は国の重要文化財に指定されています。

現在も継続して新しい文書を受け入れ「現在の資料も未来から見ると歴史の資料になります」と副館長の太田富康さん。


「当館は歴史を後世につなげていく役割を担っています」と話しています。

古文書は中世以降の武家文書、寺社文書、村方文書等。

「なかでも200近い村の名主宅に残されてきた文書がもっとも多く、1軒で1万点以上残っているお宅も」と太田さん。

今回のリニューアルでは、資料の保存に可動式集密書架を取り入れ収蔵能力が格段に上がり、空調設備も一新。資料にとって最適な温度・湿度を保てる環境が整いました。

閲覧室で資料を活用


資料を活用するには、目録や検索システムで資料を特定し、2階閲覧室で職員に書面で請求し、保存庫から出してもらいます。

検索システム


閲覧できる資料には、さいたま新都心の建設資料、新1万円札の顔となる渋沢栄一の直筆の手紙(県指定有形文化財)、新元号・「令和」の典拠となった『万葉集』巻五などもあります。

地図や航空写真で地元の変化を読み取ろう!


4階の地図センターでは、明治以降に国土地理院が発行した埼玉県域の地図がそろい、昭和41年度〜平成7年度に県が撮影した航空写真等と合わせて約8万点を収蔵。

地図センター


鉄道の敷設等土地の変化を読み取ることができ「調べたいことは何でも相談を」と話しています。

記念企画展第1弾「埼玉の”ふみくら ” 」


リニューアル&50周年を記念し4回の記念企画展を開催。

9月1日まで第1弾「埼玉の”ふみくら ” ―古文書から日本の歴史を見るー」を開催中です。

埼玉の “ふみくら ” の展示資料


ペリー来航、天保の改革等といった、教科書に登場する歴史上有名な出来事を埼玉の資料で見つめるもの。当時の庶民の生活、文化がリアルに感じられます。

【再開館のご挨拶】

 埼玉県立文書館は、埼玉に関する歴史的・文化的に価値のある行政文書、古文書、地図などの資料を収集・整理・保存し、その活用を図りながら、県民共有の財産として永く後世に伝えることを目的として運営しています。
 今年4月には、昭和44年の設立から数えて50周年を迎えました。
 今年度はこれを記念して4本の企画展示を開催します。また、古文書講座や地図教室、子供たちを対象にした体験教室など、みなさまに広く親しんでいただけるような事業も数多く実施してまいります。
 大規模改修工事を経てリニューアルオープンされたきれいな建物で、職員一同、みなさまのご利用をお待ちしております。

埼玉県立文書館 館長 阿部正浩

埼玉県立文書館
住所/埼玉県浦和区高砂4の3の1
電話/048-865-0112
料金/入場無料
開館/午前9時〜午後5時
休館/月曜、月末、祝日、年末年始、特別整理期間
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