【川越】7月7・14日「南田島の足おどり」 足先で操る細かな動きに注目!

お囃子に合わせて、人が顔に面を付けて踊るのが一般的ですが、南田島の伝統芸能「南田島の足おどり」は少し違います。7月7日・14日には披露も。

お囃子に合わせて、人が顔に面を付けて踊るのが一般的ですが、南田島の伝統芸能は少し違います。

その練習風景を取材させていただきました。

動きがリアルで、まるで人形が会話をして いるよう


「南田島の足おどり」は、田んぼが一面に広がるのどかな場所に佇む南田島氷川神社で毎週土曜に練習を行っています。

しなやかな動きで、子どもよりも小さな人が踊っているようにも見えますが、実際に踊っているのは足。

明治時代初期に森田森之助が、人形浄瑠璃を参考に足に人形の面を付けたことが始まりと伝えられ、その後、萩原泰治と森田元次郎により、現在の形に改良され長年受け継がれています。

「両手足を上げた状態で踊るので筋肉痛になることもあります」。


人形は約30㌢。

胴体部分の内側は金網になっていて、右足にヒョットコ、左足にオカメの人形をはめ込みます。

人形の顔部分が、ちょうど足首にあたり、足先の細かな動きで物語を表現します。

頭と腰の部分に2つ折りの座布団を敷き、仰向けに。


そして両手で、傘や着物の袖の部分を動かし、演目の間は、仰向けで両手足を上げた状態で人形を操り踊り続けます。

「ヒョットコがオカメの興味を引くためにちょっかいを出して、少しずつ仲良くなっていくしぐさ、様子に注目しながら楽しんでください」と南田島囃子連、足踊り保存会会長の細野稔さん。


現在は、7〜80歳と幅広い年代が参加。

伝統を継承すると共に地域住民のコミュニティーにつながっています。

お囃子は堤崎流の系統。伝統を受け継いで太鼓、笛、鉦(かね)を何度も繰り返し練習する子どもたち


「地域の小学校で郷土芸能を学ぶ授業に出向き足おどりについて伝えています」

「友達から聞いて参加したら楽しくて続けています」

「子どもたちは、地域の大人に伝統芸能を教えてもらい、面倒を見てもらいながら成長していますね」といった声も聞かれました。 

「南田島の足踊り」披露日程


「南田島の足踊り」は、7月7日午後1時半と2時半の2回、川越まつり会館と、7月14日午後5時から、南田島氷川神社の拝殿で披露されます。

南田島氷川神社
住所/埼玉県川越市南田島280
川越まつり会館
住所/埼玉県川越市元町2の1の10
問合せ/049-243-1622(細野さん)
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