和楽器を世界に広めたい―保坂優邦楽スタジオ主宰 保坂優子さん

町田市内で25年間、箏と三絃の邦楽教室を続けてきた保坂優邦楽スタジオ。和楽器を世界に広めるべく国内外で活躍する保坂優子さんにお話しを聞きました。

日本の伝統楽器である雅楽の箏(そう)は十三本の糸を柱(じ)と呼ばれる可動式の支柱で弦の音程を調節しながら独奏するものですが、生田流宮城会の箏(そう)は大型で伴奏用として宮城道雄が考案したもので、代表曲の「春の海」は尺八との合奏曲として広く知られています。

中国の伝統楽器の1つ、三絃は古典的な中国音楽に使用される楽器です。和楽器奏者の育成普及に努めるスタジオが地元にあります。

「春の海」から「水戸黄門」まで邦楽用に曲をアレンジする保坂優子さん

町田市内で25年間、箏と三絃の邦楽教室を続けてきた保坂優邦楽スタジオが、今月相模大野駅南口側のロビーファイブに移転。 

主宰者で生田流宮城会大師範でもある保坂優子さんは邦楽が世界中に広まることを願い、活動を続けてきました。

「日本文化の勉強にと毎年、留学生が箏の演奏体験に来てくれることも楽しみ」と保坂さん。 

10代のころダンスで日本選手権大会への出場経験を持つ保坂さんは和楽器に出合い、箏とダンスは音楽で共通する部分があると箏と三味線に熱中し、コンクールでは優勝するほどの腕前に。

1965年からは教授活動を始め、多くの指導者を輩出し、現在では近隣のカルチャーセンターでも指導をしています。

「多くの人達に広める音楽を作りたい」と、活動の幅を海外へも広げていきました。


伝統文化育成普及事業にも力を注ぎ、1988〜1991年には香港で「フュージョンKOTOスペシャル」と題したコンサートを開催。

ヴァイオリンやフルート、チェロの奏者との共演やイベントに参加。

現地のテレビやラジオ番組に出演し、中国の音楽家との交友を深めました。 

2019年2月9日に開かれた保坂優邦楽ス タジオ移転オープンイベントで箏や三絃、尺八の演奏

国内では1991年に「Y&Yと4人の仲間」を結成。

箏、三弦、尺八、太鼓、シンセサイザーの構成で、古典と現代音楽をミックスしたオリジナル曲を中心に、映画音楽やポップスをアレンジした曲等を演奏。 

2016年に町田ボランティア協議会に入会し、社会貢献として月1回各施設を巡ります。


また、2018年には保坂さんが手掛けた創作曲が宮城道雄記念コンクールで入賞。

「和楽器の良さを広く知ってもらい、もっと親しんでもらいたい」と意欲を燃やします。 


ワンフロアで広くなった同スタジオでは、初級から資格者養成までの和楽器の指導を行います。随時、見学も受け付け中です。

和の教室として尺八、日本舞踊、着付け、華道、茶道教室も開催。他、和の教室開講者を募集中。

保坂優邦楽スタジオ
電話/090-5315-8052
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