「腰が曲がってきた」「腕の上げ下げがつらい」など、年を重ねるごとに増えてくる体の悩み。
そんな体型が気になる高齢者のフォーマルシーンを応援する着物リメイク店を紹介します。
レンタルからセミオーダーまで対応
日本の伝統文化・着物の魅力を多くの人にと、婦人服企画室出身のデザイナーらが、質が高くデザイン性に優れた着物リメイクを手掛ける「和ごころ桂」。
子どもや孫の結婚式列席時の衣装として喜ばれている、留め袖をリメイクした「ブライダルマザードレス」に続き、体型に悩みを抱える高齢者のためのレンタルできる「グランママドレス」の製作も始めました。
「腰が曲がっている方、腕があがりづらくなってきた方、やせている、太っているなど、体型に悩みを抱えるご高齢者のフォーマルな場を応援するドレスです」と社長の平坂鉄男さん。

“着やすさ”を追求しながら、デザインも大切にしたのが特徴。
例えばラグラン袖の着物シルエットのドレスはゆったりしたデザインながら、ウエストをブラウジングさせることで変化がつけられる一着。
留め袖をリメイクしたフリルの巻きスカートは丈調整が可能。
ケープ風のジャケットは腕の上げ下げが楽で、手持ちのスカートやパンツに合わせても楽しめます。

また、黒留め袖だけではなく、色留め袖をリメイクしたきれいな色のドレスもおすすめ。
レンタル利用はホームページや店内に展示されているドレスを選び、連絡の上来店を。試着もできます。
選んだドレスの届け日、返却日を指定して予約が済むと、指定日に来店受け取りか宅配便で発送。返却予定日に来店か宅配便で返却します。
期間は基本的に利用の2日前から利用翌日までの3泊4日。
料金の目安はジャケットケープ1万円~、ドレス2万円~、アンサンブル2万5,000円~。延長については相談を。
セミオーダーの場合は手持ちの洋服から採寸することで、手ごろな価格で対応。ワンピース2万8,000円~、ツーピース3万円~。
洋服カウンセリングも受け付け
また、洋服カウンセリングも受け付け中。
「お気に入りのブランドニットに虫食い穴がある」など、大切な洋服再生のためにプロならではの“オンリーワン”のリメイクを提案。
「感性、素材、技術を生かして素敵によみがえらせます。気軽にご相談を」と話しています。