生まれも育ちもさいたま市。
表し方は違えど、地元への熱い思いはほぼ同じ。
そんな2人、漫画家のあらい太朗さんと女優でタレントの村田綾さんが、ユニークなユニット「綾太朗」を結成し、時に楽しく時にユルく、ふるさと・さいたまを盛り上げています。

漫画家 あらい太朗
ともにさいたま観光大使として活躍するあらいさんと村田さん。
漫画家、ラジオのパーソナリティ等多彩な顔を持ちながら、北沢楽天顕彰会理事も務めるあらいさんが、熱心に映画監督・大木萠さんに働きかけたのを機に、楽天を描いた映画『漫画誕生』が完成し昨年東京国際映画祭で上映。
今年全国で本格上映が予定されています。
「映画は監督の作品で、自分はいわば“生ませの親”、もしくは“言いだしっぺ”です」と笑うあらいさん。
楽天の魅力を語り出すと止まらない熱さを秘め、「2月には顕彰会編の楽天の本も出版します」と語ります。
女優・タレント 村田綾
一方、今年芸能活動15周年になる村田さんは、6年ほど前から「大好きな地元に特化した活動をしたい」と、地元に目を向けた活動を軸にしてきました。
また、「さいたま観光大使として魅力を発信したい!」ともアピールし続け、地道な活動が実って2017年にさいたま観光大使に就任。
特にここ1〜2年で埼玉県の「ちいきデビューひっぱりガールズ」リーダーに任命される等、活動の幅が広がったそうです。
「これからは埼玉の魅力発信を埼玉の外、全国でやりたいです」と村田さん。
「テレビ番組のケンミンショーに埼玉代表で出てアピールするのが夢」と意欲満々。
ひっぱりガールズとしても、シニア世代と子どもたちとのコラボをしたら…等、みんなが笑顔になる工夫に思いを巡らしています。
あらい太朗×村田綾=綾太朗
そんな2人はYouTubeで『見たい聞きたい知り大使!』を発信するほか、あらいさんのCDに村田さんが歌で参加。

2015年に綾太朗としてリリースした『浦和大宮小夜曲(セレナーデ)/○○さいたま』に続き、あらいさんの生誕ほぼ50年(半世紀)を記念し昨年秋にリリースした『ほぼ反省記』で、あらいさん作詞作曲の『ギリショーの女』を2人でデュエット。
「ギリショー」とは「ギリギリ昭和」の意味。これを昭和62年生まれの村田さんが昭和の心で歌う、遊び心たっぷりの曲です。

この他『ほぼ反省記』にはあらいさんが今までを振り返り、家のローンが79歳まであること等を笑いとともに歌った『シュッと半生紀』、妻に感謝を込めてまじめに贈る曲『あの雲の向こうまで』等、5つの曲と声の小芝居4つを収録(1,620円)。
大宮アルシェ(大宮駅西口)内HMVで発売中。コバトン屋で通信販売も。
マイペースに、楽しく活動する2人が今年もさらに地元の魅力を引っ張ります。