八王子市民スケートすべろう会(代表=氣賀澤さん)では年に数回、スケート教室を開催しています。
毎回100人以上の申し込みがあり、アイススケートの人気ぶりがうかがえます。同会は40年以上の歴史がある団体です。

八王子市民スケートすべろう会は、市民にアイススケートの楽しさを伝え、楽しむための技術を共に学ぶ活動をしています。
ごく普通にアイススケートが生活の中にある暮らしを理想とし、その実現を目指しています。
会員はスピードスケートやフィギュアスケートの元競技者など約10人。
現在の活動は年数回のスケート教室開催が中心です。
同会の山口正章さん(61歳)は、小学生の時に家族にアイススケートへ連れて行ってもらい、それ以来ずっと続けてきました。

22歳までは趣味として滑っていましたが、ホッケーチームに誘われて、神奈川県や東京都のアイスホッケー連盟加盟チームに参加。
女子大学のアイスホッケー部コーチとして全国大会優勝の経験もあります。
「スケートは陸上ではできない、非日常を体感できるのが魅力です。
例えば、後ろ向きで前向きと同じスピードで進めますし、いったん加速がつけば、それにのって楽に滑ることができます。
私はスポーツが苦手なのですがスケートだけは続いていますね。
八王子市の姉妹都市である北海道の苫小牧、栃木県の日光市は共にスケートの街です。
八王子市もスケートが盛んな街になってほしい。
それには市内にリンクがあるといいですね」と山口さん。
【滑り方のポイント】
まずは歩く。
スケート靴先端のギザギザ部分は使わない。
歩いているうちに氷に慣れてくるので、慣れてきたら2、3歩両足で滑ってみて、少しずつ滑る距離を増やしていく。
そのうちに体重の掛け方が自然とわかってくる。手すりにつかまらない方が早く滑れるように。
貸し靴を使う場合は、厚手の靴下を履く。手袋は必ず着用。滑っているうちに汗をかくので服装は重ね着が良い。
スケート教室参加者の声
3人姉妹のお母さん
「数年前に家族でスケートに行ったことがあったのですが、教室の募集があったので参加しました。
行く前はあまり乗り気じゃなかったようですが、終了後、子どもがまた行きたいと言ったので良かったです」。
小学4年生の女の子
「歩くところからわかりやすく教えてくれた。今度は家族みんなで行きたい」。
日和ちゃん(小学4年)
「たくさん転んだけど、だんだん慣れて滑れるようになった。楽しかった」。
夏芽ちゃん(小学2年)
「スケート靴を履きながらワクワクした。最後に先生が後ろ向きやクルクル回って滑るのを見て私もできるようになりたいと思った」。
八王子市民スケートすべろう会(代表=氣賀澤さん)では年に数回、スケート教室を開催しています。
毎回100人以上の申し込みがあり、アイススケートの人気ぶりがうかがえます。同会は40年以上の歴史がある団体です。
※今期のスケート教室の募集は終了しています 。