「一年の健康を祈って」「今年もがんばれますように」
と、“願掛け”や“レクリエーション”として参加する人でにぎわう毎年恒例の「所沢元旦健康マラソン大会」が、2019年も所沢航空記念公園で開催されます。

元旦に1000人超えの参加者
「第41回所沢元旦健康マラソン大会」が、年明けの元旦に所沢航空記念公園で開催されます。
参加の受け付けは、航空発祥記念館横の常設テントで当日午前8時半〜10時、スタートは午前10時、終了は午前11時半。
タイムの測定はありませんが、完走証が発行されます。
「スポーツライフに関する調査報告書」をまとめた笹川スポーツ財団によると、年に1回以上ジョギング・ランニングをした人口は、2012年の1009万人をピークに、2016年には893万人と全国的には年々減少を続けているとか。
しかし同大会の参加者は年々増加を続け、ここ数年は1000人超え。2018年は1027人が参加しました。

主催の所沢走友会によると、参加者の65%が所沢市民。ほかは入間、狭山、新座、東村山、清瀬などの近隣から。
中には東京、千葉県など県外からの参加も見られたそうです。
体力に応じて一緒に楽しめる大会
同大会は、公園内を家族で走る光景から発想を得て「年齢性別関係なくみんなで一緒に走れる大会を」と、所沢航空記念公園が開園した翌年の1979年(昭和54年)から始まりました。
当時の航空公園は、現在のような整備された公園ではなく、単なる広い荒野だったそうです。
人気の秘けつは現在も当初のコンセプトは変わらず、自分の体力や体調に応じて年齢・性別・経験に関係なく、みんな一緒に楽しめること。
航空公園内の自然を感じながら1周2.2㌔㍍のコースを最長5周まで周回を選べます。
事前申し込みの必要がなく、当日朝、受付を済ませれば小学生から大人まで無料で参加できます。
保険料は主催者が負担。大会中の給水も無料で提供されます。
走友会代表の斉藤良一会長は「一年の健康を願いながら一緒に心地よい汗を流しませんか。笑顔で健康、走って健康、楽しくいきましょう」と参加を呼び掛けています。
詳細は、同会の宮川さんへ。