町田市内にある2軒の銭湯(大蔵湯・金森湯)では、地域ぐるみの健康管理のため重要な役割を担う銭湯を高齢者の交流の場として利用してほしいと、定期的なイベント「デイ銭湯」を開いています。
また、毎月、季節に合わせて、じゃばら湯やラベンダー湯等変わり風呂のイベント湯を行っており、12月は冬至の22日には風呂にユズを丸ごと浮かべる「ゆず湯」を実施します。

「デイ銭湯」は、市内在住の65歳以上を対象に、介護予防に関する講話やボールを使った健康体操後、入浴するもので、月に2回の午前10時〜午後0時半に実施しています。
町田市高齢者福祉課と銭湯が一緒に取り組んでいる企画。
当日は看護師による血圧測定や健康相談をした後、椅子に座りながら軟らかいボールを使った運動を、途中休憩を取りながら1時間くらいします。

講師により内容は少しずつ変わり、ラジオ体操や、吹き矢を取り入れることも。
大蔵湯は第2・4の水曜、金森湯は同金曜に開催。参加費300円。
12月22日(土)の冬至には恒例のユズ湯
「ゆず湯」は冬至に入ると風邪をひかないといわれ、昔から親しまれてきた入浴法で、疲労回復やあかぎれ予防、美肌づくりに効果が期待できるそうです。
それぞれの変わり風呂でリフレッシュ
2年前にリニューアルした銭湯『大蔵湯』。
天然井戸水を軟水化した「軟水風呂」はナトリウム温泉に近いイオンバランスの良い湯で、肌の新陳代謝がよくなり、湯冷めしにくい効果があるそうです。

銭湯 大蔵湯
住所 / 東京都町田市木曽町522
電話 / 042-723-5664
料金 / 大人(12歳以上)460円、小学生180円、6歳未満80円
『金森湯』は日曜の健康薬用風呂が評判です。
また、子供に人気のアヒル風呂は毎月最終日曜に実施。
約200羽のビニール製アヒルが浴槽脇に並べられています。
