「テニスで恩返ししたい」所沢から世界を制する~笑顔の車いすプレイヤー田中愛美選手

東京パラリンピックを目指す車いすテニス界のホープ、田中愛美選手が、先月下旬にカナダで開催された「車いすテニス国際大会モントリオール」のシングルスで、今季3度目の優勝を果たしました。

東京パラリンピックを目指す車いすテニス界のホープ、田中愛美選手が、先月下旬にカナダで開催された「車いすテニス国際大会モントリオール」のシングルスで、今季3度目の優勝を果たしました。ブリヂストンテニスハウス新所沢を訪ね、注目が集まる田中選手を取材しました。

所沢から世界の舞台へ

「車いすテニスは、2バウンドまでに返球するという以外、一般のテニスとルールは同じ。いかに速く移動できるかチェアワークも見どころです」。
田中愛美選手は、所沢を本拠地に世界大会に出場し、東京パラリンピック有望選手として注目を集めています。

高校1年の冬、車いす生活になった田中選手に希望の光を当てたのは、一般のテニスから車いすテニスへの転向。「これまで支えてくれた高校時代の友人や先生方、そして所沢の人たちへの恩返しに、東京パラリンピックに出場してメダルを取りたい」。周囲の期待と応援が、田中選手の原動力になっています。

世界ランク7位以内へ

田中選手の武器は、強い球で打ち返す「パワープレー」。「車いすテニスで世界大会にも出場できるようになり、私の世界観が広がりました」。

9月の全米オープンで優勝した大坂なおみ選手については「グランドスラムに出ることだけでも大変なこと。あの大会の車いすテニス部門では、国枝慎吾選手と上地結衣選手がそれぞれ準優勝したので、私も4大大会に出場できるように、世界ランク7位に入ることを目指します」と話します(10月現在、田中選手は世界ランク10位、日本ランク2位)。

国際大会を終えたばかりの田中選手は、10月20日、21日の川越水上公園で開催される車いすテニス大会に出場予定(詳細は「埼玉県車いすテニス協会」のHPで確認を)。

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テニス効果

田中選手は「テニスの魅力の1つは、幼児から高齢者までできる息の長いスポーツであること」と話しています。テニスの運動効果に、シニアには脳トレを含む健康維持効果、子どもには身体機能の発達促進効果があるといわれています。
田中選手が練習拠点としている「ブリヂストンテニスハウス新所沢」では、無料体験レッスン会を11月5〜9日、12日、14日〜16日に開催。一般初級は午前10時〜11時半、小学生は午後4時半〜5時半。

予約・詳細
ブリヂストンテニスハウス新所沢

住/ 所沢市緑町4の45
電/04-2924-2160
田中愛美選手(22歳)
ブリヂストンスポーツアリーナ所属
中学の部活で硬式テニス部に入部しテニスをはじめる。高校1年の時、自宅でけがをして車いす生活に。
退院と同時に車いすテニスに取り組む。所沢市在住。

【主な戦績】
2017年
・ニュージーランドオープン シングルス優勝
・北九州オープン シングルス優勝 ダブルス優勝
・ダンロップ神戸オープン シングルス準優勝 ダブルス優勝
2018年
・Daeguオープン ダブルス優勝
・車いすテニス国際大会 シングルス優勝

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