9月1日は防災の日 地震だけじゃない!異常気象に備えを

狭山市では平成28年の台風9号により、入曽地区の不老川流域を中心に住家が浸水するなど大きな被害がでました。今後 […]

公開日:2018/08/31 690 view
狭山市では平成28年の台風9号により、入曽地区の不老川流域を中心に住家が浸水するなど大きな被害がでました。今後の異常気象に備えて、入曽地区自治会連合会では今年度、狭山市と協同で防災計画と防災マップを完成させ、住民の防災意識を高める活動を行っています。

狭山市と自治会が「不老川流域防災マップ」完成!

狭山市入曽地区センター所長の横瀬さんと入曽地区自治会連合会会長の関口さん(右)
関口武男さん(75 歳)
・入曽地区自治会連合会会長
・狭山市自治会連合会幹事
・入曽中央自治会会長
「人の役に立てる 喜び・楽しみ・幸せ」
を胸に「不老川をきれいにする会」顧
問など、狭山市の地域活動で33 の要
職を務めています

「近年の大雨に備えて入曽地区の防災マップが完成しました」と話すのは、狭山市入曽地区自治会連合会会長の関口武男さん。「地盤も固い土地なので地震に強いという人も多く、浸水被害も50年前にたった1回あった程度なので、一昨年までは住民は安心しきって暮らしていたと思います」。

平成28 年台風9 号時の様子
不老川は小さな川であるため、水位が急に上がる可能性があり、日ごろから備えの意識が必要です

様子が変わってきたのは、3年前の平成27年。不老川が氾濫し、道路が冠水して通行止めになりました。そして、平成28年の台風9号により入曽地区で329棟(床上50、床下279)もの浸水被害が出たのです。

「最近の異常気象を考えると水害に対する備えが必要なのでは」と昨年、関口会長が指揮をとり、浸水被害に遭った8つの自治会長と消防団、民生委員、小中学校のPTA、中学校、社会福祉協議会で協議会を立ち上げ、狭山市と協同で、「地区防災計画」を作成。その中で入曽地区の不老川の氾濫時の状況をヒアリングする「まち歩き」を行い、「不老川流域防災マップ」も作りました。「実際に氾濫した不老川を見た人の証言を元にして作っているので、現実に近いものに仕上がったと思います」と入曽地区センターの横瀬康裕所長。

ハザードマップ作成時の「まち歩き」の様子

防災マップの裏面には気象・防災情報の入手方法、土のうの作り方、避難場所が一目でわかるように記載され、今年6月に、不老川沿いの9地区の自治会に全戸配布されています。

狭山市では「7月に風水害訓練を開催したところ、定員を大幅に上回る申し込みがありました」と防災意識の高まりを話しています。

関口会長は「計画を作っておしまいではなく、防災勉強会や訓練を繰り返して計画の見直しもしていきたい。何かあった時は自助、共助、近所が大切。自治会で結びつきを強くして、いざという時に備えてほしいですね」と話しています。

「地区防災計画」と「不老川流域防災マップ」は、狭山市のホームページで公開されています。詳細は入曽地区センター(電04・2959・3004)へ。

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