大正時代の建物でレトロ気分を

国登録有形文化財「旧石川組製糸西洋館」の一般公開が、平成30 年7月14 日から始まりました。大正時代に作られ […]

公開日:2018/08/24 786 view
国登録有形文化財「旧石川組製糸西洋館」の一般公開が、平成30 年7月14 日から始まりました。大正時代に作られた貴重な建物で、当時に思いをはせてみませんか。

国登録有形文化財「旧石川組製糸西洋館」
一般公開

撮影スポットとしても人気の玄関ホール。大理石の飾り暖炉が迎えてくれます

 

レンガ調の建物が目を引く
「旧石川組製糸西洋館」

国道16号沿いにたたずむレンガ調の建物「旧石川組製糸西洋館」(入間市河原町13の13)。石川組製糸は黒須村(現入間市黒須)出身の石川幾太郎が明治26年(1893)に創業した製糸会社で、最盛期には生糸の出荷高で全国第6位を記録しました。生糸は当時、日本が海外に誇る輸出品のひとつ。石川組製糸もアメリカの貿易商と商売を行い、商談相手を迎えるための迎賓館として大正10年(1921)ごろに建てられたのが、ここ西洋館です。
「平成13年に国登録有形文化財になり、平成15年に子孫の方から入間市が寄贈を受けました。以後年数回の特別公開を経て、平成29年度に保存と活用のための改修工事を行いました。建物の一般公開のほか、西洋館の雰囲気を生かした活用もしていければ」と入間市博物館の大久保さん。

宮大工の精緻な細工も見どころ

天井に特徴がある食堂は喫茶コーナーとしても利用できます

建物は2階建ての本館と平屋建ての別館。洋館の中に和の洋式が取り入れられ、宮大工の手による精緻な細工が施されています。例えば食堂は段差をつけた折上(おりあげ)天井で、模様は直線による幾何学的な構成。応接室は寺社建築にも使われる折上小組格(ごう)天井。大広間には和風のステンドグラスがあります。

2階へ続く階段手すりの柱にはクロス風のモチーフも

また部屋の調度品の模様の統一など、細かい部分の楽しみがあるため、ガイドボランティアによる案内もおすすめ。

今年の公開日は8月25、26日、9月8、9、22〜24日、10月13、14、27、28日、11月4〜11日。開館午前10時〜午後4時。入館料は一般200円、中学生以下無料。西武池袋線「入間市駅」北口から徒歩約7分。問い合わせは、入間市博物館(アリット。電04・2934・7711)へ。

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