お薬箱がしゃべるって?

「そろそろお薬飲む時間だよ」と声を掛け、薬の飲み忘れを防いでくれる薬箱型のコミュニケーションツール「スマイルメ […]

公開日:2018/08/03 669 view
「そろそろお薬飲む時間だよ」と声を掛け、薬の飲み忘れを防いでくれる薬箱型のコミュニケーションツール「スマイルメディくん」。開発した八王子市新町の会社・デジレクト(電042・686・0671)で代表取締役の五十嵐貞治さんに聞きました。

わかりやすく、かわいらしいものを

わかりやすく、かわいらしいものを

 

箱底には診察券なども収納可

「スマイルメディくん」は薬を飲む時刻を設定すると音声で教えてくれるほか、時間帯に応じてさまざまな健康ネタ等を話すなどいろいろな機能を持っています。手のひらに乗るほどの大きさは薬箱としては小さいのでは? と感じますが、そこに開発のポイントがあったようです。「当初、大手の玩具メーカーから企画を持ち込まれた時は、たくさんの機能が付いた大きな薬箱でした。ですが、私たちが目指してきたのは〝わかりやすく、かわいらしいものを作る〞ことですので、そこにこだわり、企画を修正していきました」と五十嵐さん。

話す声はスピードもゆっくり、温もりがある

余分な機能を取り、できるだけコンパクトにすることで操作はより簡単になり、身近に置けるサイズになりました。そして前面に丸い目と口を付けることで、四角い薬箱は「スマイルメディくん」になったのです。


コミュニケーションが大切

「アイデアは体を動かしている時などに浮かぶことが多いですね」と話す代表取締役の五十嵐貞治さん

 「お薬箱といっても、実は収納スペースはそれほどありません(笑)。大切なのはコミュニケーションなのです。この小さなメディくんが毎朝起こしてくれ、話し掛けてくれる。お客さまはそれに対して、薬を飲んだり、応答したりとアクションを起こします。いつもそばに置くことでメディくんと触れ合う時間ができ、自然なコミュニケーションが生まれるのだと思います」。
 2005年の創業以来、シニア向けの商品を企画・開発してきた同社の原点は産まれた時と同じ体重でできた縫いぐるみ「体重ベア」。予想していた〝子から親〞へのプレゼントではなく、〝親が子供〞へ孫の体重で作ったものを贈る需要が多かったことが、その後のシニア向け商品のヒントになったそう。2作目のくまの子「くーちゃん」は今ではちょっと懐かしい風合いも人気で、長く愛され続けています。

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