【スペシャルインタビュー】いくつになっても自分らしく生きる―阿川佐和子さん

エッセーや司会業での活躍はもちろんのこと、昨年は熟年結婚や女優デビューが話題になるなど、いつも若々しい印象の阿 […]

エッセーや司会業での活躍はもちろんのこと、昨年は熟年結婚や女優デビューが話題になるなど、いつも若々しい印象の阿川佐和子さん。人生100年時代のロールモデルとも言える阿川さんに、年を重ねてみて思うこと、元気の秘訣などを伺いました。

初心を大切にして何事も決め付けない

巻頭インタビュー阿川佐和子さん
■PROFILE
1953年生まれ。東京都出身。テレビ番組での活躍の他、2012年にはエッセー『聞く力心をひらく35のヒント』(文春新書)がベストセラーになるなどマルチに活動している。エッセイスト、小説家、インタビュアー
『看る力アガワ流介護入門』(文春新書)価格/842円(税込)※本体価格780円

幅広い世代の人と友達関係を築く

私は毎日が手いっぱいで、長期的な計画を立てることはほとんどできないんです。老後のことなんてデザインもなにもできてない。年を取ることは楽しみではないけど、怖いっていうほど怖くもないかな。私は今秋には65歳になりますけど、10代の頃には、65歳なんて人生経験豊富で、もういろいろ引退していると思ってたわけですよ。でも全然そうじゃなかった。もちろん個人差はあると思いますが、「私は未熟だな」「人間ができていない」と思いながら死ぬんだなって予感がしています(笑)。

私の父が「なまじ長生きすると(友達がどんどん先に死んで)取り残される」と言ってたのを見ていたから、年齢関係なく幅広い世代に大事な友達を作っておくことは大事だと思っています。企業のトップとゴルフに行くこともあれば、子どもでもおかしくない年齢のスタッフとご飯を食べに行くこともあって、どちらも面白い。大人になるということは、経験を重ねるメリットもあるけど、反面、感動を忘れるってことでもあって。でも「初めて見た!」ってチャンスはまだまだある。物事や人に対して決め付けないで、「おっとどっこい、そうでもないぞ!」なんてことが多い方が面白いとは思っています。

「新人」は楽しい51歳からのゴルフ

51歳から始めたゴルフもなんでこんなに続いてるかというと、新人って楽しいんですよ。「なんにも分からない!」って教えてもらって、「ほら、できたじゃない!」「やった〜!」って。でも、いつまでたっても「うまくなった!」と思えず、「初心に帰らなきゃダメだ」ってなるんだから、ゴルフの神様は厳しいわね(笑)。

そんな私の元気の秘訣は「快食、快便、快眠」!

単純明快です。「もういや!」ってなったらまず寝る。そして解決できるものから解決して、おいしいもの食べてたら、健康になっていくんですよね。

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